春の養生

東洋医学の特徴は、人と自然を統一体として、とらえる事にあり統一体の変化を表現するものの一つに陰と陽があります。陽は、明るい、熱い、活動的。陰は、暗い、冷たい、静かという性質です。
陰と陽は、どちらかに偏らないようバランスをとりながら変化し役割を交代してゆきます。
四季の移り変わりでは、冬から春では陰から陽に。夏から秋では陽から陰へ移ります。一日の中では、日が昇れば陰が陽に。日が沈めば陽が陰に変わります。

人体にも陰と陽があり、健康な身体とは季節や時間などに応じて陰と陽のバランスがとれているからだということになります。
季節が、冬から春へと変わり少しずつ暖かくなると陽気が盛んになり、冬の間に隠れていたものが芽を吹き出し、動物にも盛りがつくようになります。木の芽時期といわれるものです。人間も同じ動物ですから、春の陽気が盛んになるにつれ、からだの中で眠っていた持病やアレルギー症状などが吹き出しやすくなります。

陽気が少しずつ増えてくる時期ですので、体を動かさず、じっとしていると陽気が体の中にこもってしまい、のぼせやイライラの原因になります。適度に陽気を発散させるよう散歩など軽い運動を心掛けましょう。

 

写真は、お彼岸でお墓参りに行った際に撮ったものです。
四月中旬には、約600m余りの川畔が芝桜で埋めつくされるそうです。ちょっと時期が早かったですが歩いてきました。写真はあまり綺麗いに映ってませんが…綺麗でした🌸良い養生になりました(^-^)

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ほし整体カイロ

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