セタガヤ治療室院長の佐藤信雄先生に会いに行ってまいりました。
先日、お休みをいただき、2015年に閉院したセタガヤ治療室院長の佐藤信雄先生に会いに行ってまいりました。
先生は現在、福岡県久留米市田主丸町という所にお住まいで自宅の一部を治療院としてお子さんの治療をメインにされています。
お久しぶりにお会いした先生は、お顔の艶も良く東京にいらした頃より日焼けされていて健康そのものに見えました。
お忙しい中、時間を作って下さり、治療院の中やお庭に作られたお地蔵さまを見せていただきました。お地蔵さまは、お子さんの健康を願って作られたわらべ地蔵でとてもかわいらしい、やさしいお顔をされていました。
不思議と治療をうけに来られたお子さんのお父さんやお母さんは我が子に似ているように見えると皆さんおっしゃるそうです。
お庭には、他にもお子さん用にすべり台があったり、光をたっぷりと浴びて大きく育った葉のさといも、夏野菜や果物が沢山うえられていました。
そして、田畑が広がる平野の奥には耳納山という山があるのですが、先生は『耳納山という名前の山がある事を知らずにこの地へ越して来たけれど、眼と耳の治療をしている私が、耳を納めると書く耳納山のふもとに越して来たのは、運命かもしれない』とおっしゃっていました。
福岡へ移られてからの治療についてもお話しを聞かせていただきました。先天性難聴だけでなく、さまざまな難しい症状の治療もされていて効果をだされているそうです。
そしてなんと自宅の横にカフェをオープンされていたのです。
カフェの名前は”みらい”
先生が住む地域も過疎化が進む地域で少しでもご近所の方々のいこいの場になればという思いと、治療をうけに来られたご家族に新鮮で体に良いものを食べて欲しいという思いがあるそうで野菜はすべて無農薬のものを提供されているそうです。
私は、2日連続でランチをいただきました。ハンバーグランチには、つけあわせの野菜がたっぷりで小鉢やとん汁にも野菜がふんだんに使われていて、味付けも素材そのものの味を活かすやさしい味付けで、とても美味しかったです。食後にいただいた抹茶のシフォンケーキも手作りで今後は日替わりでデザートも手作りのものを提供していたかれるそうです。
特にサイフォンで淹れたコーヒーは先生のおすすめでイエメン産フルーツチョコレートモカという豆だそうで、香りが良くとても飲みやすく美味しかったです。
私が伺った日は、ご近所のご婦人達がいらしていてランチあとにカラオケを楽しんでいらっしゃいました。
立派なステージがあり、今後はグランドピアノを置きたいそうです。
スタッフの方達もとてもフレンドリーで、私もずいぶん長い時間、先生やスタッフの方達と会話を楽しませていただきました。
治療を続けながら、カフェのオープンから1週間というお忙しい中伺ったにもかかわらず、以前と変わらぬ笑顔で迎えて下さり時間を作って下さった先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。
おいくつになられても、常に新しい事にチャレンジされる姿にパワーをもらい、帰りの博多では、大きな虹を見る事ができました。とても良い思い出となりました。
たからもの
こんにちは
鍼灸指圧マッサージ師の星です。
新型コロナ感染症が5類感染症となり、以前の日常に戻りつつありますが、当院では引き続き感染対策をして安心安全を最優先に治療をおこなっています。
コロナ禍で鍼灸師の講演会やセミナーもオンラインでの開催がほとんどでしたが、先月お休みをいただき母校の花田学園日本鍼灸理療専門学校の学術講演会に行かせていただきました。
「頭痛の診療ガイドライン2021で推奨されている鍼治療」をテーマに顔面部の反応点、鍼通電療法の実技なども含めて勉強させていただきました。
普段、眼や耳の治療をやらせていただいていますので、眼精疲労などからくる頭痛の患者さまも多く、今後の治療に生かしていけたらと思っています。
講演会では、何年振りかに会う同級生もいて近況報告などしながら楽しい時間を過ごすことも出来ました。
網膜色素変性症
こんにちは。
先日、約五年ぶりにセタガヤ治療室に通っていらした網膜色素変性症の患者さまが治療をうけに来られました。視野がかなり狭くなってしまったとの事でご家族が付き添って階段を上がって来られました。
この病気は、現代の医学でも網膜をもとの状態にもどしたり確実に進行を止める確立された治療法はないといわれている難病です。
当院では、網膜色素変性症の鍼灸治療をさせていただいており、10年以上お一人で治療に通って来られている患者さまもいらっしゃいます。
今後も、網膜色素変性症の患者さまが少しでも長く今と変わらぬ日常生活を送れるようお手伝いをさせていただけたらと思っています。
こんにちは
だいぶブログもご無沙汰してしまいました。
梅雨に入り、じめじめとうっとうしい毎日が続いていますね。最近では、気象病や天気病などと言われていますが、6月は雨がよく降るので気圧が変化しやすくだるさ、めまいやふらつきを経験する方も多くいます。
耳の内耳は、気圧変化に影響を受けやすいと言われています。耳からくる、つらいめまいには鍼治療もおすすめです。
日頃から、人の少なめな場所を選び軽い運動(ウォーキング)をしたり十分な睡眠と栄養をとり、じめじめした梅雨の時期を乗り切りたいものです。
良性発作性頭位めまい症
去年、梅雨の時期に良性発作性頭位めまい症の患者さまを何人か治療させていただく機会がありました。
内耳の前庭器官は、平衡を司る働きをもっています。
良性発作性頭位めまい症とは、前庭器官の耳石器にある耳石がなんらかの原因で耳石器からはがれ三半器官の中にはいることで起こると考えられています。寝ていて起き上がろうとした時など頭を動かした時、特定の頭位でグルグルと回転性のめまいが起こります。吐き気をともなう場合もあります。良性という名前のとおり、めまいを繰り返しながら数週間程度で症状が軽くなり治まっていくといわれています。
当院で治療させていただいた患者さまは、だいたい発症から二、三日たち何とか起き上がれるようになってから耳鼻科を受診。
その後、お仕事をおもちで少しでも早く仕事復帰したい、小さなお子様がいらっしゃり早く日常生活に戻りたい等の理由から当院へ来院されました。治療には個人差がありますが、一回目の治療の翌日から仕事復帰された方や自転車に乗れるようになった方等もいらっしゃいました。
内耳は、気圧の変化に影響をうけやすく梅雨時や台風の時期に耳の治療の患者さまが増えるように思います。
耳の症状でお悩みの方は是非一度ご相談下さい。
(似た症状で内耳ではなく脳の病気の場合もありますので必ず専門医を受診してください)
※治療の効果には個人差がありますのでご了承ください。
妊娠中の耳鳴りと難聴
こんにちは。
だいぶ前になりますが、妊娠6か月の患者さまの耳鳴り、難聴の治療をさせていただきました。耳鼻科では、妊娠によるものと診断をうけ発症から10日目に当院へ来院されました。
妊娠中の耳鳴りは、特に珍しいものではないようで高齢出産や貧血、二人目のお子さんの出産時などに多いという説もあるようです。妊娠することにより女性の体は、大きく変化してゆきます。体重が増加することにより血流が悪くなることが妊娠中の耳鳴りの原因と言われています。この患者さまは、約3週間の間に5回ほど治療をうけていただき耳鳴りや、つまり感がなくなり聞こえも改善されました。
鍼治療は、副作用もなく妊娠中でも安心してうけていただくことが出来ます。
治療時間なども、お体に負担がかからないよう考慮させていただきますので
妊娠中の耳鳴り、つまり感等でお悩みの方は是非一度ご相談下さい。
※治療の効果には、個人差がありますのでご了承下さい。
治療設備について
・スタービーム(赤外線治療器)
レーザー同様に身体の奥まで浸透する周波数の光を用いて体の内側まで温め血行を促す作用があります。
当院では、星状神経節へ照射しています。首や肩の血流改善により、脳血流が良くなり自律神経のバランスが整っていきます。
・ビームセラソニック(超音波治療器)
直接的な皮膚感覚はありませんが患部に照射することで毎秒300万回の振動を与え生体細胞の高速マッサージを行います。生体の新陳代謝を活発にし、神経線維を刺激し、鎮痛効果及び病変組織の治癒効果を促進します。
当院では、膝や肩などの痛みや、耳の治療の患者さまに照射しています。
・12薬石メディストーンベット
世界中から集めた12種類の薬石を使用したベットです。
更年期障害、アレルギー、神経痛、不眠、自律神経失調など、13種類の症状と8種類の経絡に対応する共鳴振動装置を内蔵しています。ホルミシス効果により活性酸素を抑制し、アンチエイジング効果も期待できます。