複視(フィッシャー症候群)の患者さま
- 2018年08月12日
- ほし治療院
ある日、突然に物が二つに見えるようになってしまい、片目をつむればはっきりしないながらも何とか一つに見えるのですが、両目では人混みや階段などはとても危なくて歩けないような状態でした。
早速、眼科と脳神経外科の行き、あれこれ検査した結果これは医学用語上、両眼複視であり原因は細菌によるフィッシャー症候群と視神経を支える筋肉の弛緩のどちらか、又はその両方によるものであるとの診断でした。眼科で神経作用に効果がある薬を処方されたほかは特段の治療方法もなく、フィッシャー症候群であれば早くても3、4ヵ月で長ければ半年以上かけて自然治癒力による回復を待つしかないとの事であり西洋医学の限界を知らされたことでした。
そこで東洋医学に頼ることとして、インターネットで「眼と耳の鍼治療」に特化された「ほし治療院」を知り早く治りたい一心で、早速治療を受けました。施術一回目で確かな手ごたえを感じたので最初は毎週一回、かなり良くなってきてからは隔週一回の治療を受けました。
ほし先生は、目の周囲のみならず全身を巡る沢山のツボに鍼が痛くないように細心の注意をしながらうって下さったので痛いどころか毎回、気持ち良くうたた寝をしてしまうくらいでした。その結果、おかげさまで発症後3か月余りですっかり回復することができました。
施術による自然治癒力強化・免疫力回復の効果には素晴らしいものがあったことが実感され、ほし先生に心から感謝しております。
この患者さまは、79歳の男性です。3月28日に発症され4月8日に当院に初診でいらっしゃいました。計11回の治療をさせていただきました。
フィッシャー症候群とは、命の危険性は低いものの、自己免疫疾患の一つで難病指定されている疾患です。
同じ病に苦しんでいらっしゃる方の参考になればとの事で、体験談の掲載を申し出て下さいました。
※治療結果には、個人差がありますのでご了承ください。